テーマ
ユニオンは、沖縄県内初の24時間スーパーとして「今あいてます」「ユニオンですから」を店舗イメージとして県内18店舗で営業しています。また、地域密着型スーパーとして「県産豚肉解体ショー」や「県産マグロ解体ショー」の開催や、鉄板、釜、ビールサーバーの無料貸し出し等を行っています。今回は、沖縄県を代表するスーパー「ユニオン」の店舗、曜日ごとの混雑状況について調べました。
グラフ
沖縄県内18店舗の各曜日ごとの混雑状況を棒グラフとして作成。
(参考:フレッシュプラザユニオン公式サイト、Googleマップ混雑情報)

結果と考察
1. 平日の混雑の仕方その1「夕方型」
前島店、赤嶺店、宮里店、赤道店、中城店などの店舗は混雑のピークが平日の夕方「午後5時~午後7時」に集中する傾向があった。これは、仕事帰りに利用する客が多いことを表す。勤務時間帯にピークがないことから、これらの店舗周辺には、仕事をする若い世代が多く、定年したお年寄りの世代は少ないのではないかと予想される。また曜日について注目すると混雑のピークが高くなるのは水曜日であることが多い。
2. 平日の混雑の仕方その2「フタコブ型」
普天間店、上原店、伊佐店、あわせ店、仲間店などの店舗は混雑のピークが平日の午前中「午前9時~12時」と夕方「午後5時~午後7時」の2回に分かれて集中する傾向があった。これは、仕事帰りの時間帯に加え、それ以外にも利用客が多いことを表す。勤務時間帯にもピークがあることから、これらの店舗周辺には仕事をする若い世代のほかに、定年して午前中に買い物にけるお年寄りも多く住んでいるのではないかと予想される。また曜日について注目するとこちらも混雑のピークが高くなるのは水曜日であることが多い。
3. 日曜日の混雑の仕方「午前型」
全店舗に共通する特徴として、日曜日に混雑ピークが高くなる。またそのピークは午前中に訪れ、その後緩やかに下がっていくことが分かった。これらのことから、ユニオンを利用する客の大まかな購買行動として、「買い物に行くのは水曜日と日曜日」「働く世代は仕事帰りに買い物にいく」「それ以外の客は午前中に買い物にいく」などがわかる。
まとめ
最近、新型コロナ拡大感染防止のために買い物の回数を減らし、混雑を避けるようにという要請が出ている。もし沖縄県内でユニオンを利用する場合は、上のグラフを参考にしながら、可能であれば「水曜日と日曜日」「午前9時~12時」「午後5時~7時」を避けるといいかもしれない。
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