世界報道自由デー(5月3日)

分布図

テーマ

毎年5月3日は国連総会で「世界報道自由デー」と定められている。世界報道自由デーは世界人権宣言第19条に基づき、各国政府が表現の自由を尊重するだけでなく、支持する義務があることを認識し、報道の自由の重要性を喚起するための日である。インターネットの普及により世界規模の情報化が進む今の時代、インターネットの普及が報道の自由に与える影響を考える機会として以下にグラフを作成した。

グラフ

世界各国のインターネット普及率を横軸、報道の自由侵害度を縦軸として分布図を作成
参考:世界経済のネタ帳世界のインターネット普及率ランキング(2017)報道の自由度ランキング(2020

報道の自由度は各国のメディアに与えられる報道の自由度を表す。報道の自由に対する侵害について、法的支配やインターネット検閲、ジャーナリストへの暴力などの項目で調査されており、侵害度が大きいほど指数は高くなる。本グラフでは分かりやすくするために報道の自由侵害どとして表す。グラフの見方としては、右に行くほどインターネット普及率が高く、下に行くほど報道の自由度が高い。

1. 世界と比較したときの日本のインターネット普及率と報道の自由侵害度

グラフの概観として、左下にほとんど分布がない。これはインターネット普及率が極端に低くかつ、報道の自由侵害度が極端に低い国は存在しないことを意味する。また、右上にもほとんど分布がない。これはインターネット普及率が極端に高くかつ、報道の自由侵害度が極端に高い国は存在しないことを意味する。
また、世界各国と日本を比較したとき、日本のインターネット普及率は90.9%で20位、報道の自由度は28.86で66位だった。大雑把な言い方をすれば日本のインターネット普及率は高く、報道の自由侵害度は中程度であることが見て取れる。

2. G20のインターネット普及率と報道の自由侵害度

G20は主要国首脳会議(G7)にEU、ロシア及び新興国11カ国を加えた20の国と地域で構成されている。上のグラフはG20からEUを除いた19カ国の分布を表している。新興国に注目すると、インドやインドネシアのインターネット普及率も低さが目立つ。また。報道の自由侵害度に注目すると中国が飛び抜けて高く、ロシアや新興国も高い傾向にあることがわかる。

3. G7のインターネット普及率と報道の自由侵害度

G7は主要国首脳会議はフランス、アメリカ、イギリス、ドイツ、日本、イタリア、カナダ、ロシアの先進国で構成される。世界各国と比べるとインターネット普及率が高く、報道の自由侵害度が低いことが分かる。日本に注目すると、インタネット普及率はG7の中でも高い方であるが、報道の自由侵害度が最も高いことが分かった。

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