こどもの読書週間(4月23日~5月12日)

折れ線グラフ

テーマ

今年のGWは例年に比べ家で過ごす時間が多かったかもしれないです。家で過ごす際の趣味として真っ先に思い浮かぶの「読書」かもしれません。読書推進運動協議会は4月23日~5月12日を「こどもの読書習慣」と定めています。「こどもの読書習慣」は、こどもたちにもっと本を手にとって読んで欲しい、子どもたちにもっと本を読む場所提供してあげたいとの願いから誕生した取り組みだといわれています。また、子どもに読書を勧めるだけでなく、大人も一緒に子どもの読書の大切さを考えましょうという取り組みでもあります。今回は日本全国、沖縄県の読書習慣について興味をもつ機会として、日常的に読書習慣がある人の割合について調べてみました。

都道府県別の日常的に読書習慣がある人の割合

都道府県別の日常的に読書習慣がある人の割合を棒グラフとして作成。
参考:平成28年社会生活基本調査

結果と考察

日常的に読書習慣がある人の割合が最も高いのは「東京都」、最も低いのは「和歌山県」

全国平均で見ると日常的に読書習慣がある人の割合は38.7%(約2.6人に1人)であった。また、日常的に読書習慣がある人の割合が高いのは高い順に、
東京都(49.6%)
神奈川県(43.9%)
千葉県(42.4%)であった。
日常的に読書習慣がある人の割合が高い都道府県として上の3つに加え4位には埼玉県がランクインするなど、関東圏の読書習慣がある人の割合が高いことが分かる。

一方、日常的に読書習慣がある人の割合が低いのは低い順に、
和歌山県(29.5%)
青森県(29.7%)
鹿児島県(30.5%)であった
。福岡県を除く九州6県の読書習慣がある人の割合が低いことも分かった。

沖縄県の日常的に読書習慣のある人の割合は33.0%で全体34位

沖縄県全体で見たとき、日常的に読書習慣のある人の割合は33.0%で全体34位であることが分かった。逆に言えば沖縄県の3人に2人は日常的に読書習慣がないということである。以下に沖縄県の年代、性別に注目した読書習慣がある人の割合について詳しく述べる。

沖縄県の日常的に読書習慣がある人の割合

男女別で年代を横軸、日常的に読書週間がある人の割合を縦軸として折れ線グラフを作成。「沖縄県」の比較対象として、「全国」、読書習慣がある人の割合が高い「東京都」について示した。
参考:平成28年社会生活基本調査

結果と考察

読書週間がある人の割合は、女性の方が高い傾向にある

「沖縄県」「全国」「東京都」のほとんどの年代で男性よりも女性の読書習慣がある人の割合が高かった。

読書週間がある人の割合は、20代~30代で減少し、40~50代で増加、60代以降再び減少する傾向がある

全体を見たときの特徴として、読書習慣がある人の割合は「①減少」→「②増加」→「③減少」の3つの段階がみられる。

「①減少」は10代~20代にかけて起こる。10代の児童・生徒は、学校や家庭での働きかけを受けて読書する機会をもつことで読書習慣が定着しやすいのかもしれない。また、10代の児童生徒は選択できる趣味の種類が少ないために、相対的に読書に費やされる時間が多くなると考えられる。20代になるとこれらの働きかけがなくなることに加え、読書以外の多様な趣味などに時間を使う人の割合が増えるのかもしれない。

「②増加」は30代~50代にかけて起こる。これは、年齢が上がるにつれて立場や環境が変わることで、自ら知識を広げ深めようとするモチベーションが高まることにより、読書習慣が定着するのではないかと考えられる。

「③減少」は60代以降に起こる。60代以降は定年退職などにより自分のための時間とお金が増える。時間とお金が得られた結果、読書以外の多様な趣味などに割合が増えるのかもしれない。また、加齢による視力低下などにより読書に対する抵抗感が増えることも原因ではないかと考えられる。

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